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最終更新日: 2026年09月21日
2026年8月5日にダンロップスポーツマーケティングが発表したスリクソンの新アイアン「ZXiシリーズ」が、9月12日に発売されました。打感と操作性を追求した「ZXi7」、オールラウンドな「ZXi5」、シリーズ最高の寛容性をうたう新顔の「ZXiR」の3モデルに、中空構造のユーティリティアイアン「ZXiU」が加わる構成です。販売店の商品名では「2027年モデル」「2027新製品」と表記されている場合もあります。
この記事では、メーカーのリリースと公式スペックページをもとに、3モデルの違い、選び方、価格を整理します。発売から日が浅く購入者レビューがまだ少ないため、公式データで確認できる範囲が中心です。ZXi7単体の詳細はスリクソン ZXi7 アイアンのレビューもご覧ください。
スリクソン ZXiアイアンの新ラインアップ|2026年9月12日発売の4機種
3モデルに共通するのは、トウ・ヒール部に段差を設けた「TOUR V.T. SOLE」です。インパクト時の抜けを良くし、ソール形状とバンス角の設定でさまざまなライからも振り抜きやすくする設計と説明されています。ラフや薄い芝からのショットが多い一般ゴルファーにとって、ヘッドの抜けはスコアに直結するため、モデルを問わず恩恵を受けやすい共通仕様です。
| モデル | メーカーのコンセプト | 構成と価格(メーカー希望小売価格・税込) |
|---|---|---|
| ZXi7 | スリクソン史上最高の打感と卓越した操作性 | 6本セット(#5〜9、PW)スチール171,600円 |
| ZXi5 | 打感・操作性・寛容性を高次元で融合したオールラウンド | 6本セット(#5〜9、PW)スチール171,600円/カーボン178,200円 |
| ZXiR | スタイリッシュな形でシリーズ最高の寛容性 | 5本セット(#6〜9、PW)スチール143,000円/カーボン148,500円 |
| ZXiU | 中空構造のユーティリティアイアン | 1本(#2・#3・#4)38,500円〜41,800円 |
シリーズ内での位置づけ|ZXi7・ZXi5・ZXiRの違い
| 項目 | ZXi7 | ZXi5 | ZXiR |
|---|---|---|---|
| #7ロフト角 | 32° | 31° | 28.5° |
| PWロフト角 | 46° | 44° | 43° |
| ヘッド | 軟鉄(S15C)鍛造 | フェース:クロムバナジウム鋼(CNC加工)、ボディ:軟鉄(S20C)鍛造 | #5〜7フェース:鍛造(HT1770M)、ボディ・#8〜フェース:i-ALLOY鋳造 |
| 生産国 | 日本 | 日本 | ベトナム |
| 公式チャート(5段階の相対評価) | 打感5・操作性5・スピン5/飛距離3・寛容性3 | 全項目4 | 飛距離5・寛容性5/打感3・操作性3・スピン3 |
| 主なシャフト | ダイナミックゴールド、N.S.PRO MODUS3 TOUR 115/105(スチールのみ) | VENTUS TR ZXi-II(カーボン)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105、950GH neo | Diamana ZXi-II(カーボン)、N.S.PRO 950GH neo |
表で目を引くのはロフト角の差です。#7で比べるとZXiRは28.5°でZXi7より3.5°立っており、PWも46°と43°で開きがあります。ロフトが立つほど同じ番手で飛距離が出やすい一方、PWと次のウェッジとのロフト差が広がりやすくなります。ZXiRは1本売りのAW(48°)とSW(54°)まで用意されているため、ウェッジを含めた番手間の距離の階段を揃えたい場合は、同シリーズで組み上げると考えやすくなります(これは一般的な考え方で、実際の距離は試打で確認してください)。
選び方の軸はシンプルです。球筋を打ち分けたい、軟鉄鍛造の打感を最優先したいという中上級者はZXi7、公式チャートで全項目が4と最もバランスが取れたZXi5は、打感も飛距離も欲しい多くのゴルファーの出発点になります。飛距離とミスへの強さを優先し、ロングアイアンの拾いやすさも欲しい方はZXiRが向いています。ZXiRだけがベトナム製で、セットも#6〜PWの5本のため、#5は1本売りで追加する形になります。
スリクソン ZXi7 アイアン|冷間コンデンス鍛造の打感と操作性
ZXi7の核になるのは、熱処理の後にスコアライン加工を施す「冷間コンデンス鍛造」です。表面は硬くスピン性能を生み、深部はやわらかく保つことで、ソフトな打感と安定したスピンを両立するとメーカーは説明しています。バックフェースの肉厚部「PUREFRAME iQ」も、吸いつくような打感に寄与するとされています。公式の価格表ではスチールシャフト仕様のみで、切れ味を求める中上級者向けの位置づけです。ミスへの寛容性は、公式チャートでは3とZXi5より控えめです。
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スリクソン ZXi5 アイアン|迷ったらここから始めたいオールラウンド
ZXi5は、フェースにクロムバナジウム鋼、ボディに軟鉄鍛造を組み合わせた構造です。新設計の「MAINFRAME iQ」で従来モデル比約4gの余剰重量を生み出し、低重心化によって高弾道と寛容性を両立すると説明されています。カーボン(VENTUS TR ZXi-II)とスチールの両方を選べる点も特徴で、ヘッドスピードに不安がある方やシャフトを軽くしたい方にも選択肢が広がります。カーボン仕様はスチールより6,600円高い価格設定です。
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スリクソン ZXiR アイアン|シリーズ最高の寛容性と飛距離性能
ZXiRは、クリーブランドのRTZ2ウェッジ用素材Z-ALLOYをアイアン専用に改良した「i-ALLOY」を採用し、軽量化とやわらかな打感の両立を狙ったモデルです。番手ごとにブレード長を変え、ショートアイアンは操作性、ロングアイアンはやさしさを重視した設計にしています。溝も番手別で、#5〜#7は広く、#8以降は狭く配置されます。フェース面のレーザーミーリングにより、ラフや濡れたライでもスピンが安定するとされています。なお、メーカーが中空構造と案内しているのはユーティリティアイアンのZXiUで、ZXiRではありません。
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スリクソン ZXiU ユーティリティアイアン|中空構造で#2〜#4を補う
ZXiUは、軟鉄鍛造ボディと新フェース肉厚設計「MAINFRAME iQ」を組み合わせた中空構造のユーティリティアイアンで、メーカーは従来モデルを上回る打感と飛距離を実現したとしています。ラインアップは#2・#3・#4の1本売りで、価格は38,500円(スチール)〜41,800円(カーボン)です。ZXi7とZXi5のセットは#5から始まるため、それより長い番手を拾いやすくしたい方は、ZXiUで補う構成が候補になります。
ZXiアイアンの価格をチェック|セット構成と価格帯の選び方
| モデル | スチール | カーボン | セット構成 | 1本売り(公式) |
|---|---|---|---|---|
| ZXi7 | 171,600円 | 設定なし | #5〜9、PWの6本 | #3・#4・AW・SW:28,600円 |
| ZXi5 | 171,600円 | 178,200円 | #5〜9、PWの6本 | #4・AW・SW:スチール28,600円/カーボン29,700円 |
| ZXiR | 143,000円 | 148,500円 | #6〜9、PWの5本 | #5・AW・SW:スチール28,600円/カーボン29,700円 |
表はいずれもメーカー希望小売価格(税込)で、実際の販売価格や在庫は販売店ごとに異なります。ZXiRは5本セットのため、ZXi7・ZXi5の6本セットより28,600円低く、この差額は1本売りの価格と同額です。スチールの場合、ZXiRに#5を1本足すと171,600円になり、ZXi7・ZXi5の6本セットとちょうど同額になります。楽天市場では旧モデル(2024年モデル)の在庫販売も見られ、新モデルにこだわらなければ価格を抑える選択肢になります。
ZXiアイアンの評判|発売直後に確認できる評価
発売から日が浅く、今回確認した楽天市場の掲載商品には購入者レビューがまだ付いていません。現時点で参考になるのは、メーカーのリリースに載っている契約プロのコメントです。ただしメーカー発表の情報であり、中立的な評価ではない点に注意が必要です。共通して語られているのは、構えたときの安心感と、見た目より上がりやすいという印象です。
ブレードが薄く見える形状で構えやすく、アドレス時の印象が非常に良い。一見難しそうな顔つきに見えるが、実際に打つとやさしさも感じられる。(ZXi7について)
(メーカーのニュースリリースに掲載された契約プロ・勝みなみ選手のコメントより要約)
打感と形状が気に入っていて、構えたときに安心感がある。ボールもしっかり上がってくれるので、グリーンを狙う場面でも自信を持って振っていける。(ZXi5について)
(メーカーのニュースリリースに掲載された契約プロ・山下美夢有選手のコメントより要約)
他メーカーのアイアンと比べたいときは
ZXiシリーズを他社のアイアンと並べて検討する場合は、2026年最新ゴルフアイアン比較でPING、キャロウェイ、ミズノ、タイトリストのモデルとの違いを整理しています。ロフト角やキャビティ・マッスルバックの違いから見直したい方はゴルフアイアンの選び方とおすすめが参考になります。同じZXiシリーズのドライバーはスリクソン ZXi RKT ドライバーのレビューで紹介しています。
よくある質問
Q. ZXiアイアンの発売日と価格はいつ・いくらですか?
A. 2026年9月12日発売です(発表は8月5日)。メーカー希望小売価格(税込)は、ZXi7とZXi5のスチール6本セットが171,600円、ZXiRのスチール5本セットが143,000円です。ZXi5とZXiRにはカーボン仕様(178,200円・148,500円)もあります。実際の販売価格は販売店でご確認ください。
Q. ZXi7とZXi5では、どちらを選ぶべきですか?
A. 公式チャートでは、ZXi7が打感・操作性・スピンで最上位、ZXi5が全項目4のバランス型という位置づけです。打感と球筋のコントロールを最優先するならZXi7、打感と寛容性の両立を求めるならZXi5が目安です。最終的には試打で確認するのが確実です。
Q. ZXiRにはカーボンシャフトの設定がありますか?
A. あります。公式ではDiamana ZXi-II for IRONのカーボン仕様が148,500円、N.S.PRO 950GH neoのスチール仕様が143,000円です。なお、ZXi7は公式の価格表ではスチールシャフトのみです。
Q. 発売前後に試打はできますか?
A. メーカーはリリースで、発売に先駆けた全国試打会の開催を案内しています。現在の開催状況は、ダンロップ公式サイトの試打会ページでご確認ください。
まとめ|ロフトと打感の好みで3モデルを選び分ける
新しいZXiシリーズは、#7で32°・31°・28.5°というロフトの差が、そのまま各モデルの性格を表しています。打感と操作性で選ぶならZXi7、バランスならZXi5、飛距離とやさしさならZXiRという整理で、大きく外れることはありません。購入前に確かめておきたいのは、自分の7番アイアンの飛距離とロフトです。現在のクラブより極端にロフトが立つモデルを選ぶと、番手間の距離が想定とずれる可能性があります。試打会や店頭の試打で、1本だけでも実際に打ってから決めるのが安全です。
本記事の内容は作成時点の情報をもとにしています。料金・空き状況・営業時間等は変更される場合があるため、ご予約・ご購入前に必ず公式サイトや予約ページで最新情報をご確認ください。



